目次
この記事の対象者は
- 大学院で日本学生支援機構で一種を借りている方
- 大学院修了目前で免除申請の流れを知りたい方
です。
注意:院生向けの内容です。学部生の時には免除申請をしていないので要件は分かりません。
こんにちは、平凡OLこと猫田です。
猫田は大学院(修士)を修了しています。
当時、本当にお金がなくがバイト代から学費を払っていました。
バイト代だけでは生活は苦しく日本学生支援機構 第一種 月88,000円を借りていました。
大学院修了時にだめもとで免除申請をしたところ、運よく「全額免除」を勝ち取ることができました。
2年間の奨学金計211万の免除です。
貧乏学生だった私には本当に助かりました!!感謝してもしきれないです。
奨学金免除の申請時期の把握
私は院の卒業式の2か月前、具体的には2月初旬に掲示板で募集を見かけて免除制度の存在を知りました。人知れず、掲示板の隅っこに(しかも春休み直前に)掲示されていました。
大学ごとに申請手続き時期は変わると思うので、掲示板を要チェックです。
不安な方は、学務に申請時期について事前に聞いてみると良いと思います。
要件を知ろう
まだ入学したての方は要件を知っているかどうかで、在学中の成績への執着が変わってくると思います。
今回私は「特に優れた業績による返還免除」というものに申請し、運よく全額免除となりました。
日本学生支援機構 特に優れた業績による返還免除 HPより
大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。
学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか、専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価し、学生の学修へのインセンティブ向上を目的としています。
貸与終了時に大学に申請し、大学長から推薦された人を対象として、本機構の業績優秀者奨学金返還免除認定委員会の審議を経て決定されます。
HPを読むと「優れた業績」というのが学問だけでなく、ボランティアなどの社会貢献やスポーツや芸術面も指すので心当たりがある方は申請時にがんがんアピールしてください。また、「大学院生」向けで「第一種奨学金の貸与を受けた者」が対象であることが分かります。
猫田はバイトと学業の両立だけでヒーヒ言っていたので、学問以外にはアピールポイントがありませんでした。
まずは大学に免除申請をし、大学内で審査されます。その後、日本学生支援機構側の審議で決まるという流れです。
大学内での審査を通過できるかどうかが大きなポイントではないでしょうか。
大学ごとのレベルで競争が激化しそうですね・・・。猫田は地方国立大学の大学院だったのでそこまで厳しい争いにならなかったと思います。
私の申請時のアピールポイント
コツ:思い当たる限りアピールポイントを書けるだけ書く
- 所属コース内、次席卒業
- GPAは3.4ほどだったかと記憶。単位は落としたことはありません。
- TA(ティーチャーアシスタント)はしていませんが図書館で補助業務をしていました。
- 論文で賞は取っていません
論文で賞は取っていないので、学内の成績が良かったのが勝因かと思います。
「特に優れた業績」かどうかは大学側が判断するので一概に言えないところですね。
用意する書類
学務から指示をもらえるのでそれに従うだけです
用紙のフォーマットは全部学務で準備してくれたので記入するだけでした。
- 免除申請書
- 研究室の教授の推薦状
- 業績を証明する書類
- 業績一覧表
上記が申請時に大学に提出した書類です。
ひょっとしたら、これは大学ごとに違うかもしれません。
全部の書類を準備するのはかなり面倒でした。ダメもとでの申請だったので何度か辞めようかとも考えたくらいです。今となっては申請した自分を褒めたいです!
いずれにしても、業績を証明する書類と教授の推薦状は必要になると思います。
私の場合は成績証明書と図書館補助業務時の雇用契約書のコピーを添付しました。
色々と業績がある方は証明する書類を残しておく必要がありますね。
また、教授に推薦状を書いてもらうので、良好な関係を築いておきましょう。
申請後の流れ
申請後は放置状態です。笑
大学によるかもしれませんが、猫田は全額免除の連絡が届く6月下旬まで大学からも日本学生支援機構からも一度も連絡をもらっていません。
書類に不備があれば連絡が来るだろうとゆるく構えていました。
免除申請のことは諦めかけていた6月下旬頃に吉報が届きました。
まさしく果報は寝て待てですね。申請書類提出後は気長に待ちましょう!
ダメもとだったのですが申請して本当によかったです!
真面目に学業に取り組んで良かったです!
推薦してくれた教授、日本学生支援機構、ありがとう!
感想
学内選考を抜けるのが第一関門です。審査基準は大学ごとに違うと思います。そのため猫田の経験はあくまでサンプル1として扱ってください。
私もまさか全額免除になるとは思っていませんでした。
ダメもとでも申請するのは自由なので、アピールポイントがある方はやってみてはいかがでしょうか。